インスタでお店の予約や料理の注文ができるって聞いたけど本当?
予約ボタンの付け方がわからない…
インスタから予約できるようにすれば、集客も増えるかな…
と悩んでいませんか?
普段から予約ボタンを見かけることはあっても、いざ使うとなるとやり方がわからず困りますよね。
そこで、今回はインスタからお店を予約するにはどうすればいいのか、予約ボタンの付け方や集客効果が見込めるのかなどを紹介します。
この記事を読めば、インスタの予約ボタンについて漏れなく理解できますよ。
インスタの予約ボタンとは?
インスタの予約ボタンとは、2018年10月2日、そして2020年4月に追加された新機能です。
2018年10月2日に「席を予約する」ボタン、2020年4月に「料理を注文」ボタンがそれぞれ追加されましたね。
「席を予約する」「料理を注文」ボタンが追加されたことで、ユーザーはお店のプロフィールページから席の予約や料理が注文できるようになりました。
お店からすれば、プロフィールページから席の予約や料理を注文してもらえるようになったのです。
インスタからお店の予約や料理を注文できる、そんな機能を待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。
何せこれまでは、インスタで行きたいお店や食べたい料理を見つけてもその場で予約・注文はできず、Webサイトや電話するしかなかったわけですから。
しかし、予約ボタンが登場したことで、ユーザーはインスタ内で見つけたお店や料理をその場で予約・注文できるようになりました。
ちなみに、アメリカのお店ではプロフィールページへ予約ボタンをつけたことで、約160%もの予約が増えたという調査結果も出ています。
予約ボタンは、来店・注文のしやすさとお店への自然な集客を促す、ユーザーと事業者どちらにも嬉しい機能なのです。
海外版のインスタでは、美容室の「席を予約する」ボタンやイベントの「チケットを購入する」ボタンも利用できます。
現在、日本版インスタで利用可能な予約ボタンは飲食店のみですが、今後さまざまなお店の予約ボタンが追加されそうですね。
インスタで予約ボタンを設定する3つの条件
インスタの予約ボタンは、誰もが設定できる機能ではありません。
プロフィールページへ追加するには、下記3つの条件を満たす必要があるのです。
- ネットから予約できるお店であること
- アカウントが「ビジネスアカウント」であること
- 予約ボタンを利用できるパートナー企業の加盟店であること
特に3つめの条件は要注意です。
「席を予約する」「料理を注文する」ボタンは、ぐるなびやUber Eatsなどのパートナー企業へ加盟しているお店でないと追加できません。
インスタアカウントさえあれば追加できるわけではないのです。
そのため、パートナー企業の加盟店でないお店がプロフィールページへ予約ボタンを追加するには、パートナー企業への加盟手続きが必要になります。
ちなみに、2021年10月現在、日本で予約ボタンが利用可能なインスタのパートナー企業は下記の通りです。
「席を予約する」ボタンのパートナー企業
「料理を注文」ボタンのパートナー企業
- Chompy
- ChowNow
- Diny / Diny to-go
- EPARK テイクアウト
- Goomer
- menu
- PayPayピックアップ
- Picks
- Retty
- TableCheck
- Uber Eats
- Wolt
- ZEROレジ
- トレタ テイクアウト
- ヒトサラ
- 出前館
上記に記載したパートナー企業名をタップすれば、その企業の公式ホームページへ移動します。
気になるパートナー企業が見つかった人は、公式HPから加盟手続きを行ってみてください。
インスタの予約ボタンを使ってみた!
実際、どうやって予約ボタンから席の予約や料理を注文したらいいの?
と疑問を感じている人もいますよね。
そこで、ここからは「席の予約」ボタンと「料理を注文」ボタンの使い方を、実際に利用した際の紹介を交えて解説します。
予約や注文の仕方で迷った時に参照できるよう、それぞれ流れに沿って解説していきますね。
「席の予約する」ボタンを使ってみた
まず、予約したい飲食店の公式アカウントを開き、「席を予約する」ボタンをタップします。
「席を予約する」ボタンをタップすると、パートナー企業の予約サイト(今回はぐるなび)へ移動します。
表示されているネット予約可能なコースの中から、希望のコースを選択します。
コースが選べたら、「このコースを予約する」ボタンをタップします。
予約する「日付・時間・人数」を入力します。ぐるなびの場合、 日付・時間・人数を選択すると、予約可能な席が自動で表示されるため、席タイプの選択は不要です。
メールアドレス、予約者名や電話番号といった予約に必要な情報を入力し、終わり次第「予約内容の確認へ」ボタンをタップします。
予約内容を確認し、終わり次第「予約を申し込む」ボタンをタップすれば、予約は完了です。
ちなみに、予約するのにかかった時間は、「席を予約する」ボタンを押してから3分程度でした。
「席を予約する」ボタンを利用すれば、お店へ電話する必要もなく、手軽に席を予約できますよ。
「料理を注文」ボタンを使ってみた
まず、料理を注文したい飲食店の公式アカウントを開き、「料理を注文」ボタンをタップします。
「料理を注文」ボタンをタップすると、パートナー企業の公式サイト(今回はPICKS)へ移動します。
検索窓へインスタアカウントに表記されている店舗名(今回は絶好鳥 市川店)を入力し、虫眼鏡アイコンをタップします。
表示された検索結果から、該当の飲食店を選択します。
メニューページから注文したい料理をタップします。
今回は、「焼き鳥盛り合わせ5本」を選びますね。
注文したい料理をタップ すると、選んだ料理の注文ページへ移動します。
選んだ料理か確認し、終わり次第「カートに追加する」ボタンをタップします。
「カートに追加する」ボタンをタップすると、メニューページへ戻ります。
他のメニューを追加したい場合は、上記の要領で料理を注文してください。
注文するメニューが追加でき次第、「注文をかくにんする」ボタンをタップします。
注文内容を確認し、「注文を追加する」ボタンをタップすれば、料理の注文は完了です。
こちらも席の予約と同様に、3分程度で料理の注文ができました。
インスタで予約ボタンを設定する方法
どうやって予約ボタンを設定したらいいの?
と疑問を感じている人もいますよね。
そこでここからは、予約ボタンの設定方法を、ビジネスアカウントへ切り替えるところから解説します。
すでにビジネスアカウントへの切り替えを行っている人は、次のテキストをタップして予約ボタンの設定方法を解説している所へ移動してください。
アカウントを「ビジネスアカウント」へ切り替える
まず、プロフィールページを開き、右上の「三」をタップします。
次に、「設定」を選択します。
次に、「アカウント」をタップします。
下にある「プロアカウントに切り替える」を選択します。
「ビジネス」を選択し、「次へ」をタップします。
「次へ」をタップしていくと、カテゴリー選択画面に移動します。
飲食店であれば、「レストラン」または「食品・飲料」「食品サービス販売」を選択すると良いですね。
また、カテゴリーをプロフィールページへ表示させたい人は、「プロフィールに表示」へチェックを入れてください。
入力が終わり次第、「次へ」をタップします。
メールアドレス、電話番号やお店の住所を入力します。
ユーザーが連絡しやすいよう、漏れなく入力しておくと良いですよ。
入力が終わり次第、「次へ」をタップすれば、ビジネスアカウントへの切り替えは完了です。
プロフィールページへ予約ボタンを設定する
まず、プロフィールページから「プロフィールを編集する」をタップします。
次に、「アクションボタン」を選択します。
「料理を注文」または「席を予約する」をタップします。
今回は「席を予約する」を選びますね。
加盟しているパートナー企業(今回はGrunavi)を選択してください。
加盟しているパートナー企業を選ぶと、ログイン画面に移動します。
必要な情報を入力し「ログイン」をタップ。
ログイン後、「席を予約する」ボタンをタップした際に表示させたいURLを入力し「完了」をタップすれば、予約ボタンの設定は完了です。
インスタの予約ボタンで集客効果は見込めるのか
予約ボタンが便利なのはわかったけど、実際、集客って増えるの?
そもそもプロフィールページからお店を予約する人っているの?
と疑問を感じている人も多いはず。
いくら予約ボタンが便利でも、目的である集客が増えなければ追加しても仕方ないですよね。
結論、インスタの予約ボタンは集客効果が見込める機能だと言えます。
なぜなら、今やインスタは世代を問わず多くの人が利用するSNSだからです。
Facebook社の公式発表によると、国内でインスタを積極的に活用している人は3,,300万人(2019年時点)。
また、上画像を見ればわかるように、インスタは世代を問わず多くの人に利用されています。
もちろん、ユーザーはただ投稿をシェアしているだけではありません。
Googleで検索するかのように、インスタを情報収集のツールとして活用しているのです。
ハッシュタグや位置情報が表示される機能も、インスタを情報収集ツールとして利用するユーザーを後押ししていると言えますね。
情報収集ツールとしてインスタが便利になる、インスタを利用するユーザーが増える、この好循環は今後も周り続ける可能性は高いです。
そのため、予約ボタンは集客効果が見込める機能といえるのです。
ただ、決して「予約ボタンを追加すれば集客が増える」というわけではありません。
予約ボタンがプロフィールページへ追加する機能である以上、集客するにはユーザーがプロフィールページを訪れるだけでなく、「このお店いいかも!」と感じてもらう必要があります。
つまり、インスタからの集客を増やすには、アカウント自体を設計する必要があるのです。
インスタから集客を増やすには
アカウント自体を設計?どういうこと?
と上記を読んで疑問を感じた人は多くいますよね。
前述の通り、予約ボタンから集客するにはユーザーがプロフィールページを訪れるだけでなく、「このお店いいかも!」と感じてもらう必要があります。
そのためには、
- ターゲットユーザーに沿ったアカウントを設計する
- プロフィールページには必要情報を記載する
- ターゲットユーザーの最終ゴールを明確にする
の3つを意識して、アカウントを設計できるかが重要です。
上記3つを意識して設計したアカウントであれば、予約ボタンから集客が見込めるようになりますよ。
次の記事では、3つそれぞれの詳細はもちろんインスタから集客する方法を、成功事例も交えて紹介しているのでぜひ参考にしてください。
インスタの予約機能に関するまとめ
今回は、インスタからお店を予約するにはどうすればいいのか、予約ボタンの付け方や集客効果が見込めるのかなどを紹介しました。
来店・注文のしやすさとお店への自然な集客を促す予約ボタン。
今後、さまざまなお店で利用できる可能性も秘めています。
ただ、大切なのは「予約ボタンを追加すること」ではなく、「集客を増やすこと」です。
予約ボタンを集客に繋げられるよう、解説した3つを意識してアカウントを設計すると良いですよ。