インフルエンサーマーケティングで大失敗!5つの事例と成功の秘訣

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従来の広告効果が薄れてきた現代、影響力を持っているインフルエンサーを活用したマーケティング手法が流行しています。

いわゆるインフルエンサーマーケティングです。

いきなりインフルエンサーマーケティングを活用するにしても、失敗したくない人は多いはずです。

この記事に訪れたあなたは、

インフルエンサーマーケティングで過去に失敗した事例ってあるのかな?」

事例を参考に失敗を防ぎたい…

なんて思っているのではないでしょうか。

インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーとのコミュニケーション不足や、商品紹介と商品の質が見合わなかったりとで、失敗している事例は多数。

そこで、今回はインフルエンサーマーケティングの失敗例を、失敗した理由や成功の秘訣も交えて紹介します。

この記事を読めば、失敗することなくインフルエンサーマーケティングで効果を出せるようになりますよ。

また、次の記事ではそもそもインフルエンサーマーケティングとは何なのか、その効果や事例を解説しているので良ければ参考にしてください。

目次

インフルエンサーマーケティングを失敗すると大惨事になる

インフルエンサーは人にもよりますが、とてつもない影響力を持っています。そもそもインフルエンサーが、影響力を持っている人という意味ですからね。

成功すれば拡散力があるため、通常の広告効果よりも何倍、いや何十倍と効果が発揮されるでしょう。

しかし、失敗すればただお金をドブに捨てるようなもの。全くの効果が発揮されず、お金がだけがなくなってしまいます。

インフルエンサーマーケティングで効果が発揮されずにただお金が垂れ流し状態になるのはまだマシな方ですね。

場合によっては、大炎上をして広告塔に流したお金以上に悪影響を与えることも十分にあります。

大炎上して企業イメージが悪化、他の事業にまでも影響を及ぼし、企業存続が厳しくなる可能性もあるんですよ。

そのため、インフルエンサーマーケティングを行うのであれば、正しい計画のもと進めていく必要があります。

大惨事を起こさないためにも、失敗事例を参考にして成功できるように計画をしていきましょう。

インフルエンサーマーケティングの失敗事例5選

まずは失敗事例を5つ紹介していきます。それぞれ解説していきます。

失敗事例だけではなく、成功事例を参考にしたいという人は、以下の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

美容インフルエンサー NikkieTutorialsさん

美容トップインフルエンサーとして海外が活躍されている「Nikkie Tutorials」さん。

Youtube登録者数は1171万人。日本のトップYouTuberのヒカキンさんが718万、はじめしゃちょーさんが771万ですので、登録者数で考えるとかなりの数ですね。

この「Nikkie Tutorials」さんの影響力は絶大で、この人が利用する商品なら誰しもが欲しいと思うほどの影響力を持っています。

ある商品を紹介した時に、不評のコメントが相次ぎ失敗してしまった事例のひとつです。

具体的にどのような不評コメントが相次いだのかというと、「商品の価格と質が見合わない」や「発色がよくない」、「もっと質の良い商品だと思ったのに」などの口コミが多く集まりました。

インフルエンサーを使って商品紹介を行うということは、とても大きい拡散力と影響力を持っており、「その人が使っている商品なら買いたい!」「私も使ってみたい!」などの消費行動が生まれやすくなります。

そのため商品と価格が見合わなかったり、その人のPRと商品にズレがあると、不評が相次ぎ、インフルエンサーマーケティングは失敗してしまいます。

インフルエンサーと念入りに打ち合わせを行って、商品に見合ったPRをしてもらうことは大事です。

美容インフルエンサー Choicerishさん

日本人の女性の方で、有名の美容インフルエンサーとして活躍している「Choicerish」さん。YouTuberのチャンネル登録者数は10万人。最新で更新されたのは、3年前になってい流ので、最近はあまり更新されていないようですね。

この方がインフルエンサーマーケティングを失敗した理由は、PRなどの商品紹介動画を行いすぎて、ファンに飽きられてしまったからです。

Youtubeの登録者は、Choicerishさんのオリジナルメイク動画みたい人が多かったのにも関わらず、商品紹介がメインのチャンネルになってしまったのが原因ですね。

上記の失敗した理由から考えると、頻繁に商品紹介をしている人は少し裂けて見る方がいいかもしれません。

あまりにも商品紹介をしていると、そのインフルエンサーの登録者の人たちは、商品紹介に慣れてしまっている可能性が高いです。

商品紹介に慣れてしまっていると、宣伝効果が薄れてしまいますよね。そのため拡散力も薄れてしまいます。

過去の動画でどのくらい商品紹介の動画を出しているのかはチェックする必要がありますね。

テレビパーソナリティでありモデルのScott Disickさん

🌊 waves don’t die

Scott Disickさん(@letthelordbewithyou)がシェアした投稿 –

モデルとして活動されながら、テレビのパーソナリティでもある「Scott Disick」さん。仕上がった体つきで、プロテインのメーカーともパートナーシップ契約を結んでいます。

インスタグラムをメインとして活用されており、プロテインの商品紹介をしています。「Scott Disick」さんは、インスタグラムの投稿で大炎上をしてしまいました。

理由としては、企業とのやり取りのメールをインスタグラムの投稿について貼り付けて投稿してしまったからです。

この投稿により、普段の投稿でも「企業から言われてやっているのではないか」と世間では騒がれてしまいました。

こちらの失敗事例では、企業側として手の打ちようがない失敗かもしれません。しかし、予め対策ができることも多少はありますよね。

投稿を行う前に投稿内容をチェックするなどすれば、防げたことかもしれませんよね。炎上を防ぐためなら、多少の手間を割いてでも対策を行うといいでしょう。

プロボクサーで世界チャンピオン メイウェザーさん

元世界チャンピオンのメイウェザー選手。2018年12月に日本へ来日し、キックボクサーである那須川天心選手と、試合を行い1RKO勝ちをしましたね。

格闘技好きは知らない人もいないほどの人です。

メイウェザーさんが何をしたのかというと、違法企業の応援をしてしまっていたことが問題になっており、責任を問われることになったようです。

仮想通貨関連の金融商品を販売する会社の応援を行い、人々に買った方がいいと進めていたようです。

これは企業側にとってというよりもインフルエンサーの人が注意すべきことかもしれません。

企業も起用するインフルエンサーの選定には注意が必要です。過去にこのような事例があるインフルエンサーを選んでしまうと、大惨事になる可能性がありますからね。

バイセクシャル女優 タナ・モンゴーさん

タナモンゴーさんは、自分自身でイベントを行いました。そのイベントには、他にも有名なYouTuberを招待することを約束していました。

このイベントでファンたちは、お気に入りのYouTuberと会うことができ、記念品の入ったギフトバックをもらうことができる、といったメリットがありました。

しかし、参加者が失望してしまうことが起こったんですよね。

ギフトバッグには、ステッカーとコンドームだけ。参加するにはチケットがわりはキャップだったんだとか。しかし、オンラインの招待状が必要となり、多くの人が参加できなくイベント会場の前に溢れかえってしまったんだとか。

参加者は何も得ることができずに、炎上してしまったようです。

インフルエンサー自身でイベントを行ったり、インフルエンサーを起用してイベントを行う場合は、ファンの期待を裏切らないような特典などを提供することも大事ですね。

また、下の記事ではインフルエンサーマーケティングの成功事例と失敗事例を詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。

インフルエンサーマーケティングが失敗してしまう5つの理由

  • フォロワー数=影響力と勘違いしてしまう
  • インフルエンサーが間違えて企業とのやり取りを掲載してしまう
  • PRであることを隠して投稿しファンに気がつかれてしまう
  • ターゲット層とインフルエンサーのファン層が一致しない
  • インフルエンサーのPR投稿が全く面白くない

が5つの理由です。

それぞれを具体的に解説していきます。

フォロワー数=影響力と勘違いしてしまう

よくありがちな例ですが、「フォロワーの数が多い=影響力がある」と思ってしまうことです。

フォロワー数が多くても全く影響力を持っていない人もいるんですよね。

例えば、インスタグラムやツイッターではフォロワー買うなどのサービスが存在していたります。

買ったフォロワーは全て、ダミーのアカウントになります。そのため、フォロワー数は多く見えても、投稿した際にその人の投稿を見てくれる人もいませんし、いいねやコメントをしてくれる人もいません。

つまりフォロワーが多いけど、誰にも影響力を与えることはできないアカウントということですね。

そのためインフルエンサーマーケティングを行うのであれば、フォロワーの数で判断するのではなく、1回の投稿に対するいいねの数などをチェックしましょう。

いいねの数よりも一番いいのは、その人の投稿に対してどれだけの反応があったのかをチェックできるのがいいですね。

この反応率のことをエンゲージメント率といいます。マーケティング用語ですので、覚えておきましょう!

インフルエンサーが間違えて企業とのやり取りを掲載してしまう

こちらは上記のインフルエンサーマーケティングの事例でご紹介したScott Disickさん。企業とのやり取りを間違えてインスタグラムの投稿に入れてしまったということですね。

企業とのやり取りを入れてしまったことで、「このインフルエンサーは企業に言わされてるんじゃないかな…」などの憶測がファンの中で飛び交ってしまいます。

最悪なケースはそのインフルエンサーが本当に商品のレビューをしているわけではないんだなと、思われてしまうケースです。

影響力を持っているインフルエンサーにとってもよくありませんし、そのインフルエンサーを利用して企業にとってもよくありません。

ほとんどの確率で、インフルエンサーマーケティングを失敗してしまうと思っていいでしょう。

そのため企業側としては、このような失敗が怒らないような対策を取る必要があります。

事前にインフルエンサーマーケティングで失敗しないための、対策を練ってから行うようにしましょう。

PRであることを隠して投稿しファンに気がつかれてしまう

こちらは、商品紹介であるにも関わらずその商品紹介を隠して投稿してしまうことです。

これをステルスマーケティング(ステマ)といいます。ステマはファンに対してターゲットユーザーに対して最悪な印象を与えてしまうので絶対にやってはいけません。

通常インスタグラムでは、下記のように商品紹介などの投稿であれば「#PR」をつけなければいけません。

こちらはavexに所属している小室安未さんです。商品の紹介を行なっているため「#PR」と記載してありますね。

上記のように必ずPRであることを明記してもらうようにインフルエンサーには伝えるようにしましょう。

インフルエンサーマーケティングを行う上で、当たり前のことであることも認識しておくといいですよ。

ターゲット層とインフルエンサーのファン層が一致しない

ターゲット層とインフルエンサーのファンの層が一致しないと、商品を購入してくれる人はいません。

ただただ広告費だけを払って成果が生まれなくなってしまいます。したがって、ターゲット層とインフルエンサーのファン層が一致しているかどうかが、とても重要です。

インフルエンサーのファンにはどんな人がいるのかを見つけるためには、そのインフルエンサーのフォロワーをチェックするしかありません。

また、過去の投稿履歴を見てどんな投稿をしているのかで、ある程度予想をつけることもできたりします。

コツコツとフォロワーをチェックして、ターゲット層とあっているかどうかを徹底的に確認しましょう。

インフルエンサーのPR投稿が全く面白くない

企業側は如何しようも無いことかもしれませんが、インフルエンサーのPR投稿自体が面白くないと、予想以上に拡散が生まれなくなってしまうこともありません。

インフルエンサーにある程度裁量権を与えることも大事ですが、全くのノータッチだと想像違うPRをされてしまうことがあるかもしれません。

したがって、インフルエンサーのPR投稿は打ち合わせを行なって、商品をどうPRして欲しいのかを伝えるようになりましょう。

予めインフルエンサーの特徴を理解し、その特徴に対して商品がどうマッチするのか、そしてどうPRして欲しいのかなどができるとベストですね。

インフルエンサーマーケティングでは、投稿が拡散されて消費者に商品を知ってもらうだけでなく、購入までしてもらうためには、入念な企画をしてから始めることをオススメします。

インフルエンサーマーケティングで失敗しないための5つの方法

5つの方法
  • フォロワー数よりもフォロワーの質を大事にする
  • いいね数などよりもエンゲージメント数を重視する
  • 商品とインフルエンサーのファン層のマッチ度を意識する
  • インフルエンサーとは密に連絡を取り合う
  • インフルエンサーにも多少の裁量権を与える

の5つです。

それぞれを具体的に解説していきます。

フォロワー数よりもフォロワーの質を大事にする

フォロワーの数よりもフォロワーの質を大事にしましょう。

上記でも解説しましたが、フォロワーが多いだけではありません。仮に1万人のフォロワーがいて、全くあなたの投稿を見てくれない人ばかりだと、何も効果が生まれません。

フォロワーが5000人で、2500人があなたの投稿に対して反応してくれるユーザーの方が、そのインスグラムに価値があります。

そのため、フォロワーの数ではなく質を意識してインフルエンサーを選定するようにしましょう。

いいね数などよりもエンゲージメント率を重視する

フォロワーの数、いいね数よりもエンゲージメント率をチェックするようにしましょう。

インフルエンサーのアカウントのエンゲージメント率をチェックすることはできませんが、インフルエンサーとコンタクトをとったときに、確認することをオススメします。

エンゲージメント率が高ければ高いほど、フォロワーの反応率がいいということになります。

つまりは、PR投稿が多くの人に届くということになります。

多くの人に届くことで、インフルエンサーマーケティングの効果を最大限発揮することができます。

そして費用対効果も抜群によくなりますので、エンゲージメント率を一つの指標として考えておくといいですね。

商品とインフルエンサーのファン層のマッチ度を意識する

あなたの商品やサービスとインフルエンサーのファンの層がマッチしているかどうかも、インフルエンサーマーケティングの効果が発揮されるかどうか、決まる要因になります。

仮に化粧品を販売しているのに、男性のファンが多いと最大限の効果を発揮することはできません。

インフルエンサーマーケティングを始めるうえで、インフルエンサーをキャスティングする際に一つのチェック項目にしておくといいですね。

あなたの商品やサービスはどんな人に購入して欲しいのか、契約して欲しいのかを予め明確にした上で、そのPRに合うインフルエンサーのリサーチを行うことができれば、大きなズレは生じません。

インフルエンサーとは密に連絡を取り合う

インフルエンサーが商品のPR投稿を行う前には、密に連絡を取り合うようにしましょう。

連絡だけではなく、週に1回など打ち合わせを行い互いの考えをすり合わせることをおすすめします。

打ち合わせなどが不足して商品イメージのズレが生じてしまうと、全く違うPR投稿をされてしまうことがあります。

全く違うPR投稿をされてしまうと、インフルエンサーマーケティングを成功させるのは厳しいです。

また、打ち合わせを行なっておけばインフルエンサーのミスなどを防ぐことができることもありますよね。

多少手間はかかってしまいますが、ミスなくインフルエンサーマーケティングを成功に導くための方法だと思って実行するようにしましょう。

インフルエンサーにも多少の裁量権を与える

インフルエンサーにも多少の裁量権を与えることも重要です。

あくまでもあなたが採用しようとしているインフルエンサーのファンは、そのインフルエンサーに魅力を感じています。

ガチガチに縛りすぎてしまい、そのインフルエンサーの特色がなくなると、ファンの層からはいい印象をもたれず、商品のPRがうまくいかないでしょう。

インフルエンサーがのびのびと商品紹介をすることができれば、素晴らしいPR投稿ができるようになります。

あくまでもインフルエンサーと共に商品を紹介していくものだと捉えて進めましょう。

互いに良いものを作り上げることが、企業側にとってもインフルエンサーにとっても、その商品を購入する人にとっても、ベストなことです。

関わる人全てがいて商品が販売できることにリスペクトを持って、取り組むことができるといいですね。

みんなに裁量権があることで良いアイデアが生まれますよ。

インフルエンサーマーケティングの失敗に関するまとめ

今回は、インフルエンサーマーケティングの失敗例を、失敗した理由や成功の秘訣も交えて紹介しました。

インフルエンサーマーケティングを初めて取り組む人にとって、どれだけの効果があって失敗するとどうなるのかなどの不安ってありますよね。

失敗すると、商品のPRがうまくいかないだけではなく、企業の炎上が進み存続が厳しくなる可能性があります。

成功すれば費用対効果は抜群になる一方で、リスクもあることを覚えておくといいですよ。

正しい方法を理解して、インフルエンサーマーケティングを始めることができれば、あなたの商品やサービスを知る人が増えるだけでなく、利用する人も増え成功できることでしょう。

この記事でインフルエンサーマーケティングを失敗しないための方法を理解できたら嬉しいです。

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下の記事ではそもそもインフルエンサーマーケティングに効果はあるのかを実際の事例や導入時の注意点も交えて紹介しているので、合わせて参考にしてください。

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